ホーム > 失敗しない整骨院開業7つのポイント > 小さく始めて大きく育てよう
開業予定の地域にもよりますが、競合する整骨院が多く存在すると予想されるなか、最初から広い場所で多くの従業員を雇い、たくさんのお金をかけて開業するのは得策ではありません。
なぜなら、広い場所での開業は、家賃や設備投資の金額が必要以上に大きくなり、毎月の支払いが大変で、経営が厳しくなる可能性が高いからです。
逆に言うと、無理のない売上の金額でも軌道に乗るよう開業をすれば、利益が大きく上がることはないかもしれませんが、失敗する可能性も少なくすることができます。
まずは小さく手堅くはじめ、患者さんの信頼を得、口コミで評判になるまでがんばり、患者さんがたくさん来るようになってから、拡張や移転、分院を考えられても遅くはありません。
ただし、一点注意するポイントがあります。それは余り小さくしすぎないことです。
余りにも整骨院を小さくしてしまうと(例えばベッド2台のみで開業など)、物理的に計上できる売上が限られてしまい、いくらがんばっても思いどおりの利益が上がらない可能性があります。
大切なのは、無理なく整骨院の経営を軌道に乗せることができる程度の小ささで始められないか検討することです。