お金が残る体質にしよう

お金がなくならないこと、つまり、お金を残すことが、経営を継続していくうえで非常に大切です。

まず、いくらお金が残るのかについて、計算式は次のようになります。

残るお金の計算式

つまり、先生の手許にお金を残すためには、(1)利益のこと、(2)借入金のこと、(3)生活費のこと、(4)税金のことのうち、最低一つできれば全てを改善すればいいのです。

(1)の利益の金額

(1)の利益の金額ですが、これが基本です。利益の計算式は、利益=売上-費用ですから、すでにお話ししたように、整骨院の売上を増加させ、費用を減少させることで利益が増えます。
でも、この利益が全て先生のものになる訳ではありません。(2)の借入金、(3)の生活費、(4)の税金を支払う必要があります。
逆に言えば、これらの支払うお金を見直すことによって、残すお金を増やすことができるのです。

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(2)の借入金の返済ですが、これから借り入れをされる先生は借入返済が無理なくできるかどうかをしっかり計算する必要があります。既にご開業の先生は、今の借入返済の金額が見直しできないかを検討するのも方法です。
(3)の生活費

(3)の生活費については、特に住宅ローンがある場合はご注意下さい。住宅ローンの返済は多額になりますから、毎月無理なく住宅ローンが返済できるよう気を配る必要があります。住宅ローンの借り換えなどの見直しを行うのもよいでしょう。
また、生命保険や医療保険といった保険も、本当に必要かどうか、また、保険内容が保険料とくらべ適正金額かどうかを見直すのもよいと思います。

(4)の税金

(4)の税金ですが、利益がでていると必ず税金はかかります。節税を行うことで支払う税金の金額を減らすとともに、将来いくら払う必要があるのかを事前に把握しながら資金計画を立てることが必要です。

これら(1)から(4)までの項目を見直し、改善の余地がないか是非一度検討してみて下さい。

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